どんな大人になってほしいかではなく、どんな大人でありたいか

本日の記事は2019年5月14日に投稿したブログの再掲載です。当時、まだ4〜5歳の息子から教えてもらったことをそのままお伝えしたかったので、あえてそのまま掲載させていただきました。

 

先日、ふと息子が

「お散歩の時ね、小さなお友達に『車から離れた方を歩いてね』って言って手を繋いでいるんだよ^^」

っと言ってきた。

どうやら、園外にお散歩に出かける時は2人1組になって手を繋ぎ、歩くらしい。その際、息子は小さなお友達と歩くときだけではなく、同級生と歩くときも「車道側」を歩くというのだ。

理由を聞くと、なんで聞くの?当たり前じゃん。という感じで、こう答えた。

「お母さんがね、僕にしてくれるから。」

そっか。この子はわたしの行動をみて学んでいたんだなぁっと思った。

私たち大人は「○○しなさい!」とか「こうするといいのよ」と自分ができてもないことを子ども達に「口」で説明する。でも、その結果、子ども達は「はい。わかりました。」という通りに生活するようになったのだろうか。いや、ならない。

実際、我が家でも口酸っぱく言ったことは大抵息子の心に響いていない。でも、今回みたいに行動はしっかり見て、こうしよう!って思ってくれていた。(片付けなさい!は中々言ってもしないが、お友達に手をあげることは決してしないなど)

わたしは息子が巣立つまでに何を教えてあげられるだろうか?

ずっとそんなことを考えていたが、むしろ教わってばかりだと感じる今日この頃だった。

これからは「どんな大人になってほしいか」ではなく「自分がどんな大人でありたいか」で生きていこうと思う。

福永まり

「子育てするから自己実現」をテーマに親も子もやりたいことを楽しむヒントを発信|他人軸子育てから産後うつに→自己理解で自分の人生を取り戻す|自己理解コーチ

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